2011年11月
はなわの独り言 Vol.11 「神様はお暑いのがお好き?の巻」
大変申し訳ございません。実はちょいと休暇がとれたので、沖縄の読谷村に家族旅行に行ってきました。編集長の先輩にうっかり話したらマジ、ムっとされましたが、リゾートという眩しい場所で免疫のない僕たち家族がいきなりサイパンの紫外線を浴びると、何か得体の知れない動物に変身してしまうかもしれない。そんな不安にかられまして、とりあえず近場で慣らしておこう、と2泊3日の旅に出たわけです。それが、ムッチャ楽しくて!という話は先輩の前ではやめといて・・・事件は最終日に起きたのです。
ホテルをチェックアウトしようとしたら、おや?財布の中にキャッシュがない!じゃあ、クレジットカードで、と思ったら、あれあれ?東京に忘れてきちゃった。仕方ないのでカミさんに「現金あるか?」と聞いたところ「ないよ」「じやあ、カードは?」「持ってきてない」と当然のように答えるじゃないですか!夫のもしもに備えてこそ女房だろ!もし迷子にでもなったらどうする気だ!?夫婦喧嘩している暇はないので、そんな余計な火種は自分の中でもみ消して、慌てて近くのコンビニまで走りました。沖縄のコンビニにもちゃ~んとATMはあるのです。キャッシュカードを入れれば現金が出てくるんです。ところがです。ちょびっとカードが欠けていただけで使用不可。カミさんに「キャツシュカードくらいは持ってるよな」と、なぜか小声で聞いてみると、カミさんもどういうわけか小声で「持ってきてないよ」。・・・・・。アウトです。空振り三振です。こうなったら最後の手段。恥をしのんでホテルの方に「お金を貸してもらえませんか?」。しかし、丁重にお断りされました。スリーアウトチェンジです。いや、ゲームセットです。もう無銭飲食で逮捕してもらうしかない。週刊誌にも載ってやる!そんなことを考えていたのかもしれません。気づいたら交番の中でした。そして、差し出した僕の両手には手錠・・・ではなく1万円札が5枚。なんとなんと、警察の方が貸してくれたのです!神様はいたんです!いや~暑い場所にいたんですね。となると、常夏のサイパンはもっと暑いんだから、神様が大勢いるんだろうなぁ。というわけで今回の結論。暑いとこはいいとこです。