今月の特集 Vol.22
女子プロレスラー井上京子、襲来。
女子プロレス界の新星発掘に意欲的に取り組んでいる女子プロレスラー・井上京子さん。本誌を通じてサイパンの人たちにも「女子プロレスラーになってみない?」とラブコール中の彼女が、2月上旬、遂にサイパンに上陸!「いいコがいたら、声かけちゃうぞ~!!」と気合い1000%での来島でしたが、南国サイパンのあまりの美しさに、スカウトそっちのけでエンジョイ!今回の特集では、その1DAYにズームイン!!
プロフィール Profile
■井上京子 (いのうえきょうこ)
1988年10月10日、全日本女子プロレスでデビュー。91年にジャパングランプリ優勝、94年には第100代WWWA世界タッグ王座、96年WWWAシングル王座に輝くなど数々のタイトルを獲得した。現在『ワールド女子プロレス・ディアナ』代表兼エースを務める。
■Saipan Story 通称 ミッキー
1981年8月17日生、韓国出身。20年前にサイパンに上陸し、現Kanoa Resortのフロントデスク、Boss Karaokeの経営、Mariana Trekkingにて4年間のガイド経験を積んだ後、『Saipan Story』を設立。 夜はFiesta Resortのディナーショーでリーダー兼ボーカルも務める、多才な人気ガイド。
試合翌日の出発でお疲れか?と思いきやエネルギーは満タン!!
「禁断の島って、なんだか怪しげな名称だけど、こりゃ、そそるねぇ~。ねぇねぇ、どんなとこ!?」。深夜到着後の翌朝なので、ぐったりモードだろうという想像は、まったくの見当違いでした。宿泊先のハファダイビーチホテルの朝食会場‘アイリ・コーヒーショップ’でN@chan!を読みながら、是が非でも行きたいオーラ満載の井上京子さん。「百聞は一見にしかず。よかったら、午後から行ってみる?」。すると、その言葉を待ってましたとばかりに「お、それはナイスですね~。じゃんじゃんバリバリ行っちゃいましょう!」とノリノリのお返事。
ならば…と名ガイドが楽しく案内してくれる人気の『サイパンストーリー』に、その場でCALL。当日ながらも、ラッキーなことにスケジュールもOK!で、この日は熟練ガイド‘ミッキーくん’の案内で特別に、バンザイクリフ→ラストコマンドポスト→スーサイドクリフを見て回ってからの、まずは第一のアクティビティポイント『グロット』に向かったのでした。
世界的ダイビングポイントでスノーケルするはずが…筋トレ!?
「へえ~このデッカい穴が‘グロット’と呼ばれる場所なんだぁ。え、スノーケリングできるの?それはステキ!この階段を下りていけばいいんでしょ?よっしゃ!!」。ルンルン気分で111段の階段をどんどん降りていく彼女は大の海好き。ほどなく下の岩場に到着すると…あれれ?残念ながら外洋は大荒れ模様。大波が打ち寄せていて、エントリーする岩場にも渡れない状態。「あら~、これはちょっとヤバいわ~」。さすがにミッキーくんからもNGサインが出て、仕方なく引き返すことに。
約100キロの身体での急こう配の階段。行きはよいよいだった京子さんも、さすがに帰りはヒィヒィでした。「ワタシ、試合してきたばっかりなのよ。サイパンではゆっくりカラダを癒そうと思ってたのに、いきなり筋トレじゃん!!」。ハアハアと大きく息をしながら4WDに乗り込むと、今度は「アツアツアツ~。すいませ~ん、クーラーMAXでお願いしま~す!!私、ミートテック着用してるもんで」(爆)
本日のメインイベント禁断の島へGo Go Go!!!
「ねぇねぇ。禁断の島と聞いて、アダムとイブを連想しちゃったりしない? え、もしかしてワタシだけ? なんか、こう、イケナイ匂いがぷんぷんで、ゾクゾクするわぁ。ワ~イ、楽しみ!!」。クーラーがガンガン効いたクルマでのドライブに超ご機嫌な彼女。とにかくおしゃべりが大好きで、車内はまさに井上京子トークショー in SAIPAN!しかし、どんどん道が狭くなり、凸凹に大きくクルマが揺れはじめると…「おっとっと!なになに、こんなとこ走るの?大丈夫?まさか、誘拐されてるんじゃないわよね!?このうら若き乙女を…キャー!まあ、禁断の島というくらいだから、スルスル~っともいかないか!このくらいワイルドなほうがドキドキ感が上がるもんね、うんうん…」。
そうこう盛り上がっているうちに、クルマは停車。ヤッホー!!と降りてみると、そこはジャングル。「え? 島なんかないじゃん!」とキョトンとする彼女に、「はい、ここからは15分ほど歩いていくことになります」とミッキーくん。トレッキングコースが表示されたパネルを指差しながら丁寧に説明してくれました。「うむうむうむ?ちょっとハードな予感がしましゅが?」「ロープを伝って降りる場所もありますよ」「ギョエー! またまた筋トレじゃん!!」
約15分のトレッキングに井上京子さん、吠える!
「マジっすか!?この道を15分も、ですか!?私、禁断の島を完全に侮っていました。くぅ~。試合直後で膝が痛いっつうのに~なんでこんなことになるんだぁ!!」とブツブツこぼしながらも、大きな身体を揺らしながら下り坂の獣道を一歩一歩進んでいくその姿は、まるでキングコング。苦境に立つと、どうやらバトルモードに切り替わるらしく、「ガオー!トゥリャー!!ちっきしょ~かかってこいやーー!!」と雄叫びのような独り言が炸裂しはじめました。
静まり返ったジャングルに響く彼女の怒鳴り声。その爆音にようやく慣れてきた時、突如、視界がパッと開けたと思ったら、その先に息をのむ絶景が…。どこまでも蒼い太平洋に、険しく切り立った岩の山。禁断の島です。「なになに、この景色。すご~い!!あれが噂の禁断の島なのね!?やっぱ神秘的だねぇ。あそこにアダムとイブが…」。勝手な妄想を広げながら、しばし景観にうっとり。と、突然、「やっほー!なめんじゃねえぞぉーーー!!」と、またも雷のような雄叫び。どうやら、反響するこだまを欲していたようですが、何も返ってはきませんでした。
さらに奥へ分け入ると洞窟の中にプールが出現。
スターウォーズのような奇岩を横目に海岸まで降りていくと、早速、海に飛び込もうとする京子さん。が、しかし、ちょっと待った~!とガイドのミッキーくん。どうやら、その前にまだ行くべきところがあるようです。彼を先頭に再び道なき岩場を進んでいくと、かろうじて降りていけそうな穴がありました。その中に潜り込んでみて、超ビックリ! 薄暗い洞窟内に、見たこともない透明度のプールが!!「では、入るであります!」と飛び込んでみて、またまたビックリ。
「メチャメチャ澄んでるから浅そうに見えるけど、足、届かないよぉ。スノーケルセット、くださ~い!」。このプールには外洋を望む穴が開いていて、そこからの景色も超good! また、様々な小魚たちも生息しているので、スノーケルセットは必需品。大ハシャギの彼女は、しばらくゾウアザラシと化して、プカプカ浮遊していました。その光景を見ていると、なんだか秘境の温泉のようにも思えてくるのは私だけでしょうか?
禁断の島に続く天然プールはスノーケルのパラダイス!!
洞窟に続いては、海岸沿いの天然プールへ。この日の太平洋はあいにくの荒れ模様。ですが、岩場が防波堤の役割も果たしているここでは、問題なくスノーケルが楽しめます。京子さん、そのハシャギっぷりときたら、まるで小学生のよう。透明度の高い海の中には、色とりどりのお魚さんがたくさんいて、果敢につかみ捕りに挑んでいましたが、もちろん成果はゼロ。
約1時間、童心に戻って遊んだ後、「そろそろ帰りましょうかね。京子さん、行きますよぉ」というミッキーくんの催促に、頑として動かない彼女。「来た道を今度は上るんでしょ?それはムリムリ。ボートかヘリでのお迎えを待ってるの、ワタシ…。ミッキーくん、タケコプター持ってないの?」。「タケトンボは作れますが、さすがにそれはサイパンにはないですね。あったとしても、タケコプターにも体重制限があると思いますよぉ」「・・・・・・」「暗くなっちゃったら、あの道は真っ暗になりますよ! そしたら帰れませんよ。冷たいビールが待ってますよぉ!!」。この一言に敏感に反応した京子さん、急にキビキビと行動を開始し、スタスタと帰路につきました。もちろん、帰り道もヒイヒイでしたが…。
トレッキングの後は、BUD LIGHT LIMEで乾杯!
サイパンには日本には売っていない人気のビールがあります。 それが‘BUD LIGHT LIME’。バドワイザーのライトの、いわばライム味。 汗をかいた後のこのビールは、まさに1本のパラダイス!! 京子さん、疲れも吹き飛んでニッコニコです!
夜は『N@chan!ち』で絶品バーベキューに大満足!
この日の夕食はガラパンのビーチロード沿いにある本誌運営『N@chan!ち』のガーデンでBBQに舌鼓。 美味しい、美味しい!と大好きな赤ワインをガブガブ飲みながら、4人前の食材をペロリと平らげちゃいました。 さらに、その後はBarを2件ハシゴする展開に。
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